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京都大学ヒト行動進化研究センター
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2024年8月30日
以下のフォームからお申込みください。
https://forms.gle/5PMc5BcRh4own49V6
応募締切を締め切りました
実施要項
日時 2024年9月18日(水)・19日(木)
場所 京都大学犬山キャンパス(愛知県犬山市)
定員 40名(先着順)
参加費 無料
【オープンキャンパス スケジュール】
第1日 各研究室の研究紹介・院入試の説明及び所内見学
13:00 - 13:10 霊長類学・野生動物系主任のあいさつ
13:10 - 13:15 スケジュール説明
13:15 - 13:25 教員研究紹介 1(中村克樹)
13:25 - 13:35 教員研究紹介 2(足立幾磨)
13:35 - 13:45 教員研究紹介 3(平崎鋭矢)
13:45 - 14:00 休憩(宿泊棟の鍵渡しと説明)
14:00 - 14:40 犬山キャンパス案内
あいさつ (キャンパス代表・ヒト行動進化研究センター長)
見学
14:40 - 14:50 大学院入試の説明
14:50 - 15:00 教員研究紹介 4(松本正幸)
15:10 - 15:20 教員研究紹介 5(宮地重弘)
15:20 - 15:30 教員研究紹介 6(井上謙一)
15:30 - 15:40 休憩
15:40 - 15:50 教員研究紹介 7(今井啓雄)
15:50 - 16:00 教員研究紹介 8(明里宏文)
16:00 - 16:10 教員研究紹介 9(桂有加子)
16:10 - 16:20 休憩
16:20 - 16:30 教員研究紹介 10(大石高生)
16:30 - 16:40 教員研究紹介 11(宮部貴子)
16:40 - 16:50 教員研究紹介 12(半谷吾郎)
17:00 - 17:30 大学院生との懇談
17:30 - 懇親会
第 2 日
9:30 - 11:30 懇談会(研究室見学)1
13:00 - 15:00 懇談会(研究室見学)2
スケジュールは変更することがあります。
【京都大学犬山キャンパスの大学院】
京都大学犬山キャンパスでは、2022 年 4
月に発足したヒト行動進化研究センターと、野生動物研究センター、生態学研究センター、および総合博物館の一部の研究室に所属する研究者が集結し、ヒトを含めた霊長類に関する総合的な研究とともに、大学院教育を行っています。大学院は、京都大学大学院理学研究科生物科学専攻に属し、修士課程および博士後期課程があります。修了者には、それぞれ修士(理学)、博士(理学)の学位が授与されます。
神経科学、認知科学、遺伝学、ゲノム科学、生物医学、バイオメカニクス、形態学、生態学、社会学、古生物学などの幅広い研究分野で構成され、学際的な基礎研究に取り組んでいます。
【分科の教員と研究内容】
京都大学犬山キャンパスの教員および研究内容はつぎのとおりです。
下線の教員は、第 1
日目に研究紹介の講義を行います。大学院の学生の研究テーマについては、大学院生が主体となって立案、実施しているものも、多数あります。より詳しい内容がウェブページ(http://www.biol.sci.kyoto-u.ac.jp/prws/)にありますので、参考にしてください。
入学試験では、筆答試問の成績と口頭試問の評価、および提出される英語外部検定試験スコアを総合して合格者を決定します。
系統発生分科:高井正成、伊藤毅(兼任)※学生募集なし。
・ミャンマー中部における第三紀の霊長類を中心とした動物相の変化の解析(高井)
・中国広西壮族自治区における第四紀の霊長類化石相の解析(高井)
・ニホンザルの頭蓋形態の変異に関する研究(伊藤)
認知神経機構学分科:
中村克樹、足立幾磨、服部裕子
・コモンマーモセットを用いた社会行動の神経メカニズムの研究(中村)
・コモンマーモセットを用いた疾患モデルの作出とその解析研究(中村)
・マカクサルを用いた、情動に関わる神経メカニズムの研究(中村)
・高密度 EEG、fMRI
等を用いたヒトの脳機能イメージング研究(中村)
・チンパンジーの比較認知研究(足立、服部)
・チンパンジーの知覚・認知能力の比較認知科学的研究(足立、服部)
・チンパンジーにおけるアイトラッカーを用いた視線計測(足立、服部)
・各種霊長類の比較認知科学的研究(足立)
・ヒトの子どもの認知発達(足立、服部)
・動物園のチンパンジーの知性の研究(足立)
・チンパンジー2
個体場面における社会的知性の研究(足立、服部)
身体制御機構学分科:平崎鋭矢
・霊長類モデルを用いた二足歩行制御戦略の解明(平崎)
・筋骨格系の機能形態学とバイオメカニクス(平崎)
・ロコモーションの進化と適応に関する運動学的研究(平崎)
統合脳機構学分科:松本正幸、宮地重弘、井上謙一
・霊長類の意思決定を実現する神経メカニズムの電気生理学的・遺伝学的解析(松本)
・潜在意識が霊長類の行動制御・行動発現に影響する神経メカニズムの解明(松本)
・霊長類がタイムプレッシャー(時間的切迫)を感じる神経メカニズムの解明(松本)
・マカクサルを用いた巧緻な手の運動制御に関わる神経回路の研究(宮地)
・マカクサルを用いた情動表出(発声・表情)の制御に関わる神経回路の研究(宮地)
・マカクサルを用いた咀嚼・嚥下の制御に関わる神経回路の研究(宮地)
・行動・運動制御に関わる大脳皮質-大脳基底核ネットワークの構造と機能の解明(井上)
・脳科学解析に有用なウイルスベクターシステムの開発(井上)
・先進的神経トレーシング手法による霊長類の神経回路構造解析(井上)
・精神・神経疾患モデル霊長類の開発とAIを利用した運動・社会行動解析(井上)
ゲノム細胞学分科:今井啓雄、明里宏文、桂有加子
・味覚に関わる分子・細胞・行動学的研究(今井)
・次世代シークエンサーを用いた各種霊長類の特徴に関わる遺伝子探索(今井)
・ヒトの遺伝子型と各種表現型の関連研究(今井)
・ゲノムがもたらす生物の進化についての研究(今井)
・霊長類と共生体や環境因子の共進化に関する研究(今井)
・ウイルスと宿主の適応戦略を規定する分子・免疫学的研究(明里)
・ウイルス感染症の治療や感染・発症予防を目指した研究(明里)
・霊長類における人獣共通感染症に関する血清・分子疫学に関する研究(明里)
・脊椎動物の性染色体とゲノムの進化遺伝学的研究(桂)
・遺伝子発現と表現型の進化(桂)
実験動物科学分科:大石高生、宮部貴子
・継代飼育個体群で発生した遺伝疾患の研究(大石)
・サル類の麻酔に関する研究(宮部)
・サル類の痛みと疼痛管理に関する研究(宮部)
・サル類の自然発症疾患に関する研究(宮部)
野生動物科学分科:橋本千絵
・ボノボとチンパンジーの社会・行動・生態についての研究(橋本)
生態科学 III 分科:半谷吾郎、田中洋之
・霊長類と森林・ほかの生物との関係(半谷)
・ニホンザルの採食生態、行動生態、個体群生態(半谷)
・東南アジア熱帯林の霊長類の生態学的研究(半谷)
・南・東南アジアのマカク、ラングールの分子系統地理学(田中)
・保全管理が必要な集団の遺伝学(田中)
【大学院生との懇談会】
第 1
日目の講義のあとに、京都大学犬山キャンパスの大学院生との懇談の場を設けます。
教員からはきけない研究室の様子や、犬山での生活について、大学院生にぜひ聞いてみてください。
【懇親会】
第 1 日目 17:30
からの懇親会は、犬山キャンパスに所属している教員、大学院生、参加者が一同に会し、立食形式で行います。飲食物を準備しています。和やかな雰囲気で、参加者にとっては、教員や大学院生からの情報収集や、教員や大学院生への自身のアピールなどの、よい機会となります。ぜひご参加ください。懇親会は無料です。
【研究室見学の内容】
第 2
日目の研究室見学は、面談を希望する教員ごとに行います。同一分科の複数の教員でまとめて研究室見学や面談を実施することがあります。
【参加申込み】
以下のフォームからお申込みください。【問合せ】
京都大学犬山キャンパス 総務掛
E メール open2024@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
電話 0568-63-0512
京都大学ヒト行動進化研究センター
484-8506 愛知県犬山市官林41-2 京都大学犬山キャンパス