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京都大学ヒト行動進化研究センター
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2022年12月9日
実施要項
日時 2023 年 2 月 16 日(木)・17 日(金)
場所 京都大学犬山キャンパス(愛知県犬山市)、対面およびオンラインでの大学院入試に関する懇談会を行います。なお、新型コロナウイルス感染症の流行状況により、全面的にオンラインで実施することがあります。その場合、参加者に事前にメールで連絡します。
定員 30 名(先着順)、ただしオンラインでの参加者には、人数制限はありません。
参加費 無料
【オープンキャンパス スケジュール】
第 1 日
各研究室の研究紹介・院入試の説明及び所内見学
13:00 - 13:10 霊長類学・野生動物系主任のあいさつ
13:10 - 13:15 スケジュール説明
13:15 - 13:25 教員研究紹介 1(中村克樹)
13:25 - 13:35 教員研究紹介 2(宮地重弘)
13:35 - 13:45 教員研究紹介 3(足立幾磨)
13:45 - 13:55 教員研究紹介 4(平崎鋭矢、西村剛)
13:55 - 14:10 休憩(宿泊棟の鍵渡しと説明)
14:10 - 14:50 犬山キャンパス案内
あいさつ (キャンパス代表・ヒト行動進化研究センター長)
見学(対面参加者のみ実施。全面リモートになった場合も実施する。)
14:50 - 15:00 大学院入試の説明
15:00 - 15:10 教員研究紹介 5(井上謙一)
15:10 - 15:20 教員研究紹介 6(大石高生)
15:20 - 15:30 休憩
15:30 - 15:40 教員研究紹介 7(今井啓雄)
15:40 - 15:50 教員研究紹介 8(今村公紀)
15:50 - 16:00 教員研究紹介 9(桂有加子)
16:00 - 16:10 教員研究紹介 9(明里宏文)
16:10 - 16:20 教員研究紹介 10(宮部貴子)
16:20 - 16:30 休憩
16:30 - 16:40 教員研究紹介 11(M.A.Huffman)
16:40 - 16:50 教員研究紹介 12(A.MacIntosh) 16:50 - 17:00
教員研究紹介 13(半谷吾郎)
17:00 - 17:10 教員研究紹介 14(田中洋之)
17:10 - 17:30 休憩
17:30 - 18:30 大学院生との懇談
第 2 日
9:30 - 11:30 懇談会(研究室見学)1
13:00 - 15:00 懇談会(研究室見学)2
スケジュールは変更することがあります。
【京都大学犬山キャンパスの大学院】
京都大学犬山キャンパスでは、2022 年 4
月に発足したヒト行動進化研究センターと、野生動物研究センター、生態学センター、および総合博物館の一部の研究室に所属する研究者が集結し、ヒトを含めた霊長類に関する総合的な研究とともに、大学院教育を行っています。
大学院は、京都大学大学院理学研究科生物科学専攻に属し、修士課程および博士後期課程があります。修了者には、それぞれ修士(理学)、博士(理学)の学位が授与されます。神経科学、認知科学、遺伝学、ゲノム科学、生物医学、バイオメカニクス、形態学、生態学、社会学、古生物学などの幅広い研究分野で構成され、学際的な基礎研究に取り組んでいます。
【分科の教員と研究内容】
2022 年 11
月現在の京都大学犬山キャンパスの教員および研究内容はつぎのとおりです。
下線の教員は、第 1
日目に研究紹介の講義を行います。大学院の学生の研究テーマについては、大学院生が主体となって立案、実施しているものも、多数あります。より詳しい内容がウェブページ(http://www.biol.sci.kyoto-u.ac.jp/prws/)にありますので、参考にしてください。
入学試験では、筆答試問の成績と口頭試問の評価、および提出される英語外部検定試験スコアを総合して合格者を決定します。なお、2023
年 8
月実施予定の修士課程の入学試験については、オープンキャンパス当日に詳しい説明がある予定です。
系統発生分科:高井正成、伊藤毅、西村剛(兼任)※来年度学生募集なし。
・ミャンマー中部における第三紀の霊長類を中心とした動物相の変化の解析(高井)
・中国広西壮族自治区における第四紀の霊長類化石相の解析(高井)
・ニホンザルの頭蓋形態の変異に関する研究(伊藤)
高次脳機能分科:
(認知神経科学グループ)中村克樹、宮地重弘
・コモンマーモセットを用いた社会行動の神経メカニズムの研究(中村)
・コモンマーモセットを用いた疾患モデルの作出とその解析研究(中村)
・マカクサルを用いた、情動に関わる神経メカニズムの研究(中村)
・高密度 EEG、fMRI
等を用いたヒトの脳機能イメージング研究(中村)
・マカクサルを用いた巧緻な手の運動制御に関わる神経回路の研究(宮地)
・マカクサルを用いた発生の制御に関わる神経回路の研究(宮地)
(行動神経科学グループ)足立幾磨、服部裕子
・チンパンジーの比較認知研究(足立、服部)
・チンパンジーの知覚・認知能力の比較認知科学的研究(足立、服部)
・チンパンジーにおけるアイトラッカーを用いた視線計測(足立、服部)
・各種霊長類の比較認知科学的研究(足立)
・ヒトの子どもの認知発達(足立、服部)
・動物園のチンパンジーの知性の研究(足立)
・チンパンジー2
個体場面における社会的知性の研究(足立、服部)
(生体機構科学グループ)平崎鋭矢、西村剛
・霊長類モデルを用いた二足歩行制御戦略の解明(平崎)
・筋骨格系の機能形態学とバイオメカニクス(平崎)
・ロコモーションの進化と適応に関する運動学的研究(平崎)
・サル類の音声解剖・生理学的解析による言語進化に関する研究(西村)
・深層学習技術による形態解析手法によるサル類の生体機構進化に関する研究(西村)
統合脳システム分科:大石高生、井上謙一
・継代飼育個体群で発生した遺伝疾患の研究(大石)
・脳の発達と機能獲得に関わる霊長類特異的な遺伝子発現様式の解析(井上・大石)
・遺伝子導入による精神・神経疾患モデル霊長類の開発と運動・社会行動解析(井上・大石)
・行動・運動制御に関わる大脳皮質-大脳基底核ネットワークの構造と機能の解明(井上)
・脳科学解析に有用なウイルスベクターシステムの開発(井上)
・神経路・細胞種選択的な活動操作・活動測定による霊長類脳機能解析(井上)
・先進的神経トレーシング手法による霊長類の神経回路構造解析(井上)
・AI
を利用したコネクトーム解析法および運動・社会行動解析法の開発(井上)
ゲノム細胞分科:岡本宗裕、今井啓雄、今村公紀、桂有加子
・霊長類とその寄生体の共進化に関する研究(岡本、今井)
・サルマラリアに関する研究(岡本)
・ゲノムがもたらす生物の進化(今井)
・味覚に関わる分子・細胞・行動学的研究(今井)
・次世代シークエンサーを用いた各種霊長類の特徴に関わる遺伝子探索(今井)
・ヒトの遺伝子型と各種感覚の関連研究(今井)
・霊長類 iPS
細胞の神経発生誘導の種間比較によるヒト特異性の解明(今村)
・希少疾患サル iPS
細胞を用いた病態解析と創薬研究(今村)
・縄文人 iPS 細胞と日本人の特性(今村)
・霊長類生殖細胞の発生・分化(今村)
・性染色体の分化と置き換わり、ゲノム構造の分子進化(桂)
・生殖腺の進化と発現解析(桂)
感染症分科:明里宏文
・ウイルスと宿主の適応戦略を規定する分子・免疫学的研究(明里)
・ウイルス感染症の治療や感染・発症予防を目指した研究(明里)
・霊長類における人獣共通感染症に関する血清・分子疫学に関する研究(明里)
獣医学・動物福祉学分科:宮部貴子、明里宏文(兼任)
・サル類の麻酔に関する研究(宮部)
・サル類の痛みと疼痛管理に関する研究(宮部)
・サル類の自然発症疾患に関する研究(宮部)
野生動物科学分科:M.A.Huffman、橋本千絵、徳山奈帆子
・南・東南アジア(台湾、スリランカ)に生息する野生霊長類の行動生態についての研究(Huffman)
・霊長類の文化的行動と社会学習についての研究(Huffman)
・動物の薬用植物利用についての研究(Huffman)
・ボノボとチンパンジーの社会・行動・生態についての研究(橋本、徳山)
保全福祉科学分科:A.MacIntosh
・病気の伝染の行動生態学と動物と環境の相互作用(MacIntosh)
生態科学 III 分科:半谷吾郎、田中洋之
・霊長類と森林・ほかの生物との関係(半谷)
・ニホンザルの採食生態、行動生態、個体群生態(半谷)
・東南アジア熱帯林の霊長類の生態学的研究(半谷)
・南・東南アジアのマカク、ラングールの分子系統地理学(田中)
・保全管理が必要な集団の遺伝学(田中)
【大学院生との懇談会】
第 1
日目の講義のあとに、京都大学犬山キャンパスの大学院生との懇談の場を設けます。
教員からはきけない研究室の様子や、犬山での生活について、大学院生にぜひ聞いてみてください。なお、例年実施していた懇親会は、本年度は実施しません。第
1 日目の夕食は、各自で取ってください。
【研究室見学の内容】
2
日目の研究室見学は、面談を希望する教員ごとに行います。オンラインでも、教員と面談することはできますが、見学の内容は制限されます。同一分科の複数の教員でまとめて研究室見学や面談を実施することがあります。なお、明里研究室(感染症分科)は京都に研究室があり、見学はオンラインのみで実施します。
【参加申込み】
以下のフォームをメールにコピーし、記入をしてアドレスに送信してください。タイトルは「オープンキャンパス参加申込み」としてください。2
日間でなく、第 1 日目のみまたは第2
日目のみの参加を希望する方は、メールの最後にその旨お書きください。
締切後でも余裕があれば受け付けますので、電話またはメールでお問い合わせください。ただし、定員に達した場合は、オンライン参加以外の受付を停止し、このページの先頭にその旨表示します。
<送信フォーム>
2023 年 京都大学犬山キャンパス オープンキャンパスへの参加を希望します。 【参加者】 【所属】 【参加形態 (*1)】 【連絡先】 【構内宿泊施設利用希望 (*1)】 【研究室見学への参加を希望する教員 (*3)】 2
名の教員を希望できます。 |
<送信フォーム終わり>
(*1) 該当するほうを残してください。
(*2)
間際や当日に、緊急連絡がある場合に使います。書かなくても構いません。
(*3) 研究室見学は、2
日目の午前と午後にあります。希望する教員名を 2
名まで記入してください。希望する教員が 1
人の場合は 1
人のみ、また研究室見学への参加希望がない場合は記入なしでも構いません。ここに記入した分は、必ず参加できるように処置します。なお、記入した教員から、他の教員へ、実施当日に変更することも可能です。ただし、余裕がないために不可となる可能性もあることを、ご承知おきください。
個人情報については「京都大学における個人情報の保護に関する規定」に基づいて取扱います。
【申込み後の連絡】
参加申込みメールの先着順で参加決定とします。「申込み受付完了」の連絡を、担当からメールで行います。参加申込みメールの送信から
3
日目まで(休日を除く)に「申込み受付完了」のメールが来ない場合は、問合せ先(京都大学犬山キャンパス
総務掛)に問合せをしてください。
締切日以前に定員に達した場合は、受付を停止し、このページの先頭にその旨表示します。
【宿泊】
京都大学犬山キャンパス構内に宿泊施設があり、希望者は利用することができます。ただし、利用可能人数に限りがある(10
人程度の見込み)ため、先着順(参加申込みメールの受付日による)とします。宿泊費は
1 泊 1,650 円です。利用希望者は、参加申込みメールの
11項に希望を記入してください。利用の可否は、「申込み受付完了」の連絡メール、または別便のメールでお知らせします。
なお、犬山駅周辺に公営・民営の宿泊施設が多数あります(手配は各自で行ってください)。
【問合せ】
京都大学犬山キャンパス 総務掛
E メール open2023@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
電話 0568-63-0512
ファックス 0568-63-0085
京都大学ヒト行動進化研究センター
484-8506 愛知県犬山市官林41-2 京都大学犬山キャンパス